崎津地域部会(2008年度)
設立の趣旨
2007年06月30日に自然再生推進法に基づいて設立された中海自然再生協議会で、三つの地域部会と三つの専門部会を作り、これを当面の活動方針とすることが決まりました。私たちは地域部会の一つである崎津地域部会の推進を担当することになりました。
ご承知のように、崎津海域は弓浜半島に面する中海で唯一昔の地形が残っているところです。私たちは中海の再生はこの海域が最も可能性を持った海域ではないかと思っています。
かつての、あの豊饒の海『中海』と言われた頃のこの海域はアマモの群落地であり、素手で漁ができるほどの所でした。しかし、この沖合いの浅瀬の砂は浚渫により周辺の造成地にことごとく移されてしまい、後には沢山の浚渫窪地が残り、この海域に打ち寄せる波は以前とは大きくその波形を変え、水質の悪化とも重なり不毛の地と化しています。
もう一度あの海を取り戻したい。透き通った海、素手で漁ができるほどの海を未来の子供たちに残すことが出来る活動にしたいと思っています。
実現への道は多難ですが、多くの専門家の方の見解を基に、国、県、市など行政、環境関連企業、NPOそして地域住民も一所になって検討し、その再生構想を作成しようとするものです。
メンパー
部会長 賀戸哲也
部会長代理 渡部敏樹
事務局 (株)エコマ商事(谷野彬成)
警戒報告
第?回崎津地域部会
場所:米子市公会堂
日時:2007年12月08日
議事録:ダウンロード:152KB(pdf)